実際に動作しているメーター表示ソフトのスクリーンショット。回転数・速度・水温・油温・油圧・燃料・バッテリー電圧・走行距離を表示している

実際に動いているメーター表示ソフトの画面(テストモードで撮影)

開発中 ・ 意見募集 OLD CAR × NEW CONTROL

旧車の配線を、
今の技術でやり直す。

長年の整備経験と、車載向けの電子制御づくりを組み合わせて、旧車の電装再生からレーシングカーの新造まで手がけています。錆びた配線の代わりに、壊れにくく直しやすい仕組みを一台ずつ作ります。

このページは、完成した商品の案内ではありません。今つくっている途中のものを見てもらい、「こうだったらいい」「ここが気になる」という声を集めて、もっといいものにしていくためのページです。

Services

できること

「配線をやり直す」だけでなく、壊れにくく・後から手も入れやすい仕組みに置き換えます。旧車の再生にも、新しく作るレーシングカーの土台にも対応する想定で進めています。各項目に「一言つける」ボタンがあります。気になったところに、その場で意見を残してください。

灯火類の電子化

ヘッドライト・ウインカー・ハザード・ブレーキ灯・バックランプ・ホーンを、傷んだ配線やスイッチから、壊れにくい電子制御に置き換えます。

多機能メーター

回転数・速度・水温・油温・油圧・燃料残量・バッテリー電圧を、タブレットや専用ディスプレイに一括表示。走行距離や区間距離も自動で記録します。

水温連動の冷却制御

水温に応じて電動ファンの回転数を自動調整。エンジンの状態に合わせて、必要な時にしっかり冷やします。

エンジンコンピュータ載せ替え

市販の高性能なエンジンコンピュータ(フルコン)への載せ替え・配線・設定を、既存の電装システムと連携させて行います。

診断・見える化ツール

車のあちこちで起きていることを、その場で数値として確認できる診断機を製作。トラブルの原因探しが早くなります。

レーシングカー向け設計

保安・安全に関わる機能を優先しつつ、軽さと拡張性を両立した電装ベースを、新造車両に合わせて設計します。

How it works

仕組みを、少しだけ。

  1. スイッチや操作を読み取るライトのON/OFF、ウインカー、ブレーキなどの操作を読み取ります。実車の純正スイッチをそのまま活かすことも、押しボタンを並べた操作パネル(CANパッドスイッチ)に置き換えることもできます。車や好みに合わせて選べます。
  2. 小さなコンピュータ同士が車内で会話する各部の小さな制御ユニットが、1本の通信線でお互いの状態をやり取りします。配線の本数がぐっと減ります。
  3. 灯火やメーターに反映する受け取った情報をもとに、ライトを点けたり、メーターの針を動かしたりします。
  4. 手元の画面でいつでも確認タブレットやディスプレイで、車の状態をまとめて見られるようにします。
通信線(1本) 前左 前右 後左 後右 メーター
Under the hood

配線を減らせる理由 ― CAN通信のこと

「1本の通信線でやり取りする」と書いた部分は、CAN通信という、いまの市販車のほとんどが使っている実績のある仕組みです。もう少し踏み込んで知りたい方向けに、整備の言葉でまとめておきます。読み飛ばしても先に進めます。

CAN通信を、整備の言葉で説明すると
従来 スイッチ 灯火など CAN メーター 共通の1本
従来:機能ごとに1本ずつ
CAN:共通の1本に全員がぶら下がる

要点はひとつ ― 全員が同じ1本の線を共有する

これまでは、スイッチから灯火まで「1機能につき1本」で線を引いていました。旧車のハーネスがあの太さになるのはそのためです。CANでは、車の中を2本をよじった線1組がぐるっと回っているだけ。各部の小さなコンピュータが、その線に短いメッセージを流します。

たとえば「ブレーキが踏まれた」「水温88℃」といった内容を、1回あたり数バイト(数字いくつか分)で、1秒間に何百回もやり取りします。ほかのユニットは同じ線を聞いていて、自分に関係する内容だけ拾って動きます。無線の同じチャンネルを全員で聞いているようなイメージです。

大事なメッセージから先に通る

複数のユニットが同時に話そうとしても、メッセージには優先順位があり、エンジンや安全に関わる内容が先に通ります。取り合いで詰まらない仕組みが規格に入っています。

旧車・レースで何が嬉しいか

  • 配線が激減する ― 線の本数・重さ・接触不良の箇所が減る
  • 不調の場所が見える ― どのユニットの数値がおかしいか画面で分かる
  • 後からの追加が楽 ― 新しい機能は、その1本にユニットをぶら下げるだけ
  • ノイズに強い ― 2本をよじってあるので、点火や発電のノイズを拾いにくい
  • 規格が決まっている ― 市販の診断機や対応パーツともつなげられる
用語メモ(興味がある方だけ)
CAN
Controller Area Network。1980年代に自動車用として作られた通信規格で、いまの市販車のほとんどが使っています。
ツイストペア
信号線2本をよじった配線。2本の電圧差でデータを読むため、外から入るノイズに強い。
終端抵抗 120Ω
通信線の両端に入れる抵抗。信号の反射を抑えるためのもので、旧車に後付けするときも必ず入れます。
通信速度
このプロジェクトでは 500kbps〜1Mbps。1メッセージは最大8バイト。
ID / 優先度
各メッセージに番号(ID)が付き、番号が小さいものほど優先。エンジン系を上位に置いています。

※ この方式は、車の前後左右4つのユニット+メーターの構成で、実車での動作確認まで済んでいます。

Progress

今の進み具合

誇張せず、今できていること・進めていることをそのまま書いています。ここへの「もっとこうしてほしい」も歓迎です。

灯火類・ホーン・電動ファン制御実車確認済み

ヘッドライト・ウインカー・ハザード・ブレーキ灯・バックランプ・ホーン・水温連動ファンは、実車での動作確認まで完了しています。

多機能メーター表示実車確認済み

回転数・速度・水温・油温・油圧・燃料・バッテリー電圧・走行距離をタブレット/専用ディスプレイに表示する仕組みが動いています。

エンジンコンピュータ載せ替え配線作業中

市販フルコンとの連携はベンチテストまで完了し、実車への配線作業を進めています。

レーシングカー向けベースの汎用化設計中

次世代の制御ユニット設計や、より軽く壊れにくい構成への見直しを進めています。

Your voice

意見を聞かせてください

まだ完成ではありません。だからこそ、実際に旧車やレーシングカーに関わる人の声を、作り込む前に聞かせてもらいたいと思っています。

こんな声が特に助かります。

  • 「自分の車ならこの機能が欲しい / これは要らない」
  • 「この説明は分かりにくい / この言葉が引っかかる」
  • 「値段感・取り付けの手間はどのくらい気になる?」
  • 「レースで使うなら、ここは譲れない」
  • そのほか、思いついたこと何でも

送信内容は工房ノブへメールで届きます。返信がほしい場合は連絡先の記入をお願いします。お名前や連絡先は、いただいた意見への対応以外には使いません。送信の控えは、この端末にも下記のとおり残ります。

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旧車の配線再生、レーシングカーの電装、メーター表示の自作など、相談も歓迎です。ご連絡は上の「意見を聞かせる」フォームからどうぞ。テーマで「その他」を選んで、相談内容と連絡先を書いてください。

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