キーレス 整備する方へ
(取り付け・配線)
車の電装の知識がある方向けです。使い方は
取扱説明書 をご覧ください。
1. 作業の前に
警告
- バッテリーのマイナス端子を外してから作業してください。
- 本体の電源の根元(バッテリー側)にヒューズを入れてください(5A)。
- 予備のリレー(リレー4)を、スターター・点火・燃料ポンプにつながないでください。鍵を素通りして車が動かせる状態になるおそれがあります。
- ドアロックのモーター(ソレノイド)の電流が、リレーの定格を超えないことを確かめてください。リレーの定格は、基板のリレー本体の印字で確かめてください。超える場合は、間に車用のリレーを入れてください。
- 後から足す部品・配線が、ドアの留め金やロッドの動きを邪魔しないようにしてください。
- 配線は被覆を傷めないよう固定し、本体はケースに入れて、水・熱のかからない所に付けてください。
注意
- 本体の BOOT ボタン(設定を初めに戻すボタン)に手が届く所に付けてください。持ち主が替わるときに、このボタンで初めの状態に戻します。
- 付属の登録カード(QR の付いたカード)は、持ち主に渡してください(車検証入れに入れておくよう伝えてください)。ケースに QR ラベル(取扱説明書)が付いている場合は、はがさずに見える向きで付けてください。
- ハザードは、車のハザードスイッチに並べてつなぎ、スイッチを押したのと同じ点き方にします(左右同時)。
2. 使うもの
| 部品 | 中身 |
| 本体 | ESP32 4ch リレー基板(Aideepen)。プログラム書き込み済み |
| 電源 | 12V → 5V の変換器(DC-DC コンバーター)。2A 以上 |
| ヒューズ | 5A(電源の根元) |
| 配線 | 0.5sq 程度。ギボシ端子または防水コネクター |
| ケース | 本体が入る防水ケース |
3. リレーの割り当て
| リレー | つなぐ先 | 動き |
| リレー1(GPIO23) | ドアロック ロック側 | ロックのとき、決めた時間だけ ON |
| リレー2(GPIO5) | ドアロック アンロック側 | アンロックのとき、決めた時間だけ ON |
| リレー3(GPIO4) | ハザードスイッチ(並列) | ロック1回・アンロック2回・探す5秒 |
| リレー4(GPIO13) | つながない | 使っていない |
リレーは a接点(ふだん開いていて、ON で閉じる)を使います。本体の電源が切れているときは、どのリレーも開いたままで、車は元のままの動きです。
4. 配線図
バッテリー(+12V)
│
[ヒューズ 5A]
│
[DC-DC 12V→5V]
├─ 5V ─────── 本体 VIN(5V)
└─ GND ────── 本体 GND ── 車体アース
リレー1(ロック)
COM ─ 車のドアロック回路(アースまたは信号線)
NO ─ ドアロック ロック側
リレー2(アンロック)
COM ─ 車のドアロック回路(アースまたは信号線)
NO ─ ドアロック アンロック側
リレー3(ハザード)
COM ─ ハザードスイッチの信号線
NO ─ ハザードスイッチの信号線(つなぐと点く側)
ドアロックの線の調べ方: 車の配線図でドアロックの線を確かめ、純正のスイッチでロック・アンロックしたときに、どの線に +12V かアースがかかるかをテスターで見てください。
5. パルス時間(ドアロックを動かす時間)
- 初めは 300(0.3秒)。操作ページでは変えられません。300 でドアが最後まで動かない車は、工房ノブにご相談ください(パソコンから設定します)。
- ふつうは 200〜500 の間です。ドアが最後まで動く、いちばん短い値にしてください。長すぎるとモーターが焼けるおそれがあります。
- 300 から変えた場合は、その値を持ち主に伝えてください(本体を初めの状態に戻したときに 300 に戻るかは、確認中です)。
6. 付け終わったら確かめること
- Android のスマホの Chrome で、登録カードの QR を読む → この車を登録する → 一覧の「Keyless-K-…」を選ぶ → ハザード5秒で登録完了 → ロック・アンロック で、ドアが最後まで動き、ハザードが1回・2回点く
- ハザード点滅(5秒) → 左右同時に点く
- エンジンをかけたとき・バッテリーをつないだときに、勝手にアンロックしない(本体が入れ直すときの動きを見る)
- 本体の電源を切った状態で、純正のスイッチ・鍵でロック・アンロックがこれまでどおり動く
- 本体のヒューズ(5A)の場所を持ち主に伝える。1か月以上乗らないときに抜いてもらうためです(止めている間も約15〜20mA 使う見込み。未実測)。
- 確かめ終わったら、登録しないで渡します。操作ページの「そのほか」→ 手放す(初期化。カードの合言葉に戻る) →「しょきか」と入れる → ハザードが3回・少しあけて3回点けば、初めの状態です。そのあとはカードの QR を読まずに、登録カードと一緒に持ち主へ渡してください(読むと、そのスマホで登録まで進んでしまいます)。
持ち主が自分で登録します。整備する側が登録したまま渡すと、持ち主のカードが「使用済み」になり、使い始められません。初めの状態の本体は、カードを持つ人しか持ち主になれません。